第66回

新人コミック大賞 発表

少年部門


入選

『ライヒ考古学研究室』大寺義子(東京都・23歳)

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■青山剛昌先生
うーーむ。やろうとしている事の一つ一つは面白いんだけど、まとまりがないというか演出がうまくない。30ページぐらいでまとめればテンポ良くスッキリ読めてイケてたかも。
■あだち充先生
ストーリー展開、構成力に比べるとキャラが弱いです。
■高橋留美子先生
設定に振り回される事なく、人物の人間関係に焦点を絞っていて、その分読み易く面白かった。博士が少年であるという設定は面白いのですが、もう一つ生かしきれていなかった。
■満田拓也先生
多いページ数も気にならずに読めました。設定や脚本がしっかりとしてて新人離れしてますね。連載で読んでみたいです。

入選

『パスト ドリーマー』梅内創太(神奈川県・23歳)

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■青山剛昌先生
うーーん…出だしは良かったんだけど予想通りに話が進んで小さくまとまってしまった感じ。どんでん返しとまでは言わないが、もっと意外な展開が欲しかったかも…
■あだち充先生
荒さの中にも絵の力は感じます。数をこなして自分の世界を確立して下さい。
■高橋留美子先生
暗い話で絵も病的ですが、読ませる力を感じました。不思議と読後感も悪くない。恐怖、ミステリーのジャンルで行くならこのままうまくなって欲しい人です。
■満田拓也先生
ホラー系で嫌いじゃないんですが少年誌での将来性が見えにくい。読切としてはよくできてたと思います。

佳作

『RUSH』阿久井真(千葉県・18歳)

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■青山剛昌先生
まぁまぁだったけど、キャラが弱くてワクワクする要素が少なすぎる。地味な話がたんたんと流れて思った通りのオチにまとまったって感じ。せっかく漫画なんだからもっと冒険しよう(笑)。
■あだち充先生
主人公の描き方次第でもっと気持ちのいい後味になると思います。
■高橋留美子先生
読ませ方がうまい。大ネタではないけれど、気持ちの持っていき方が素直で、最後までダレる事なく読めました。
■満田拓也先生
身近な舞台設定やキャラが読みやすく好感が持てました。今後はジャンルの方向性を絞ったものを。

佳作

『ガラクタ』高橋忠志(東京都・26歳)

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■青山剛昌先生
何もかも説明不足! どうしてこんな世界になってしまったのか? 何でこんな魚がいるのか? その謎をラストで解き明かしてくれたならまだ良かったけど…
■あだち充先生
描きたい絵があって描いてる感じがいいです。読者を意識した見やすさ読みやすさもあります。
■高橋留美子先生
特殊な設定なので、感情移入しづらいのですが… キャラクターの事情がピンと来ないです。あと、女体を見せようという意欲は買いますが、絵の練習してください。
■満田拓也先生
なかなか良かったと思います。導入から読みやすく、ひき込まれました。主人公がややヒールな印象ですが絵とかで変わるかな。人物以上にメカ、背景の絵が○。